【灘道中膝栗毛 其の221】小林薫が灘クミン?の巻

灘道中150113

タマ「あれ?こんなところに靴屋さんなんかありましたっけ?」
ナダ「六甲製靴だって。なんかシャレオツな店だな」
タマ「ですよね。あれ、店長さん小林薫に似てるな」
ナダ「頼れるエースはアンダースロー」
タマ「それは小林繁でしょ。『深夜食堂』の小林薫!」
ナダ「となりにいるのは奥さんかな。誰かに似てないか?」
タマ「確かに見たことあるような…」
ナダ「あ〜!」
タマ「な、なんすか?でっかい声出して」
ナダ「風吹ジュンだ!」
タマ「ああ、女優の」
ナダ「パイオツカイデーのシーアガイナーの!」
タマ「下品すぎる」
ナダ「つか、カメラ回ってるぜ」
タマ「ということはドラマのロケ?」(注)
ナダ「モノホンじゃねーか!!これはテンギョーイタオドロ!」
タマ「いちいち業界用語で驚くのやめてください」
ナダ「ということはあれか?クーナダがビーテレに映るのか」
タマ「分かりにくい」
ナダ「それにしても小林薫と風吹ジュンが灘区民っていう設定はヤバいな」
タマ「まさかのキャスティングっすね」
ナダ「いやーやっぱ頼れるスーエーはダンアーのロースーだな」
タマ「だからそれは小林繁だっつーの」

(注)2014/11/19に畑原通で行われたNHKドラマ「二十歳と一匹」のロケ。元スナックの「薫里」跡の物件に六甲製靴という架空の店舗のセットが組まれた。ドラマは2014/1/17放映予定(下記参照)

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震災から20年ということで、灘区ロケ作品が次々と放映、上映されます。
お見逃しなく!
●テレビ
阪神・淡路大震災20年ドラマ「二十歳と一匹」(NHK)
2015年1月17日(土)19:30〜20:43 
阪神・淡路大震災20年/サンテレビジョン開局45周年記念ドラマ「神戸在住」(サンテレビ)
2015年1月17日(土)20:00〜21:30 
「ORANGE~1.17 命懸けで闘った消防士の魂の物語」(TBS)
2015年1月19日(月)21:00

●映画
「その街のこども 劇場版」(神戸映画資料館)
2015年1月16日〜20日
「神戸在住」(劇場版)(シネ・リーブル神戸他)
2015年1月17日〜 


其の220 アナと雪の餅王の巻 (灘道中膝栗毛)

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ナダ「いや〜今年も早かったなー」
タマ「いや〜、じゃないっすよ!1年間どこ行ってたんすか!」
ナダ「ま、自分探しってとこだな」
タマ「いい年ぶっこいて何言ってるんすか」
ナダ「水道筋の年の瀬と言えば畑原市場の[きねまさ本舗]の手描きPOPだな」
タマ「また一段とカオスっすね」
ナダ「流行語全部盛ってる感じだけど結構怒ってるぜ、大将」
タマ「内税込み価格下の波線には増税への怒りにうつ震えている感じですね」
ナダ「ダメよーダメダメダメってオリジナルより1回ダメが多いとこも相当ダメ出し感出てるな」
タマ「アベノミクスより餅ミックスなんて怒りを通り越してあきらめの境地ですし」
ナダ「午くいきませんとか泣けてくるよ」
タマ「一転してアナと雪の餅王とか、たまんないっすよね」
ナダ「全体的に怒りモードなんだけど、それだけじゃしんどいだろってことでほっとするフレーズをセンターに持ってきたわけだな」
タマ「絶妙のバランス感覚っすね」
ナダ「それはいいけど大体なんなんだ餅王って」
タマ「そこはいいじゃないですか」
ナダ「ありの〜ままの〜アンコ見せるのよ〜♪」
タマ「あんころ餅か」
ナダ「ありの〜ままの〜苺入れるの〜♪」
タマ「お、きねまさ名物の苺大福っすね!」
ナダ「糖尿恐くない〜痛風吹け〜♪」
タマ「やめなさいってば」
ナダ「少しも甘くないわ♪」
タマ「いやいや甘いですって!おいしいですって!!」


其の219 2014年初日の出の巻 (灘道中膝栗毛)

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ナダ「ああーん、ん!うーん?んんんーんっううう」
タマ「正月早々どっか悪いんすか?」
ナダ「馬鹿野郎!初日の出に今年のお願いしてたんだよ!」
タマ「で、何を?」
ナダ「パンダの旦旦に新しいフィアンセが来ますように」
タマ「ですよね〜」
ナダ「インドゾウのズゼが元気な赤ちゃんを産みますように」
タマ「それもあるな〜」
ナダ「あとあれだ、ナダタマが毎週更新されますように」
タマ「絶対無理ですね」
ナダ「ということで今年もよろしく!」
タマ「お願いいたします!」

(2014年ご来光@掬星台)


其の218 灘宝文館閉店の巻(灘道中膝栗毛)

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タマ「元町の海文堂が9月で閉店らしいっす!」
ナダ「じぇじぇじぇ!」
タマ「じぇじぇ使うのやめてください」
ナダ「そんでもって灘区は灘宝文館が7/31で閉店だぜ!どーすんだよ」
タマ「え〜!閉店しちゃったんすか?」
ナダ「子どもたちは教科書どこで買えばいいのさ」
タマ「amazonとか?」
ナダ「馬鹿野郎!なんでもamazonで買う、お前みたいなヤツが町の本屋をダメにしてんだよ!」
タマ「確かにamazonで買っちゃもんな。でも寂しいな」
ナダ「何を今さら寂しいな、だ!ロクに本屋で買い物もせずに、なくなったら寂しいなんて言うヤツが一番嫌いだ」
タマ「じゃ、どうすればいいんですか?」
ナダ「街の本屋をamazonにしよう」
タマ「意味分かんない」
ナダ「店の中には釣り堀だな、ゲームも置こう」
タマ「すでに本屋じゃなくなってますけど」
ナダ「たまに店の前で中学生が小競り合い」
タマ「あのー、そのamazonって水道筋6丁目にあったアマゾン水族館じゃ」
ナダ「つまりだな、グローバルなamazonに対抗するには、ローカルなアマゾンだよ」
タマ「そこに展開するのかよ」
ナダ「本棚には水槽」
タマ「まさか水槽では海女がにっこり微笑むとか」
ナダ「じぇじぇ!!」
タマ「じぇじぇじゃねーよ」


其の216 坂バス定期券の巻(灘道中膝栗毛)

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ナダ「ええーい!控えー!控えおろう!この定期券が目に入らぬか!」
タマ「すっげ、坂バスの定期!」
ナダ「灘クミンでもほとんどもってない坂バス通勤定期であらせられるぞ!」
タマ「確かに使ってる人見たことないや」
ナダ「しかも坂バスに乗る時『それじゃ乗れません』て言われるんだぞ!」
タマ「それって運転手さんも知らないってことっすよね?」
ナダ「頭が高〜い!」
タマ「頭が高いっつか、一ヶ月8400円って結構高いな」
ナダ「馬鹿者!これで7時20分の始発から21:00の終バスまでの42便全て乗れる」
タマ「確かに@200円×42周=8400円」
ナダ「1日で元がとれる」
タマ「いや、2台で運行してるから無理っす」
ナダ「それにこの燦然と輝く〈通勤〉の文字!」
タマ「通勤定期なのになんとなく浮かれたデザインがいいっすね」
ナダ「しかも通勤定期なのに〈みなと観光バス〉ってのもステキ」
タマ「朝の憂鬱な通勤タイムも観光バス気分ってことか」
ナダ「あとは南野陽子がバスガイドとして乗ってくれたらいうことなしだよな」
タマ「事務所がゆるさんぜよ」

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